2017年12月9日土曜日

4羽の鳥たち(2)

前回に続きまして、Trish Burrの本から、アレンジして、
4羽の鳥が、1本の枝に留まっている刺繍。
左から3羽目まで、刺繍が終了しました。

残るは、一番右の鳥。
Lilac-breasted Roller

4羽目、終了。

左側の2羽。
そして、4羽集合。

4羽の刺繍に費やした時間は、たぶん、80時間を超えていると思います。
出来た―と思って、使用した刺繍糸を整理している間に、首から背中にかけて
筋肉がピキーと張って、痛みが出始めました。
刺繍している間は、痛みなど出なかったのに、不思議。
気持ちの問題でしょうか?

鳥の刺繍は難しいけれど、楽しい。



2017年12月7日木曜日

4羽の鳥たち(1)

以前、購入したTrish Burrの
[Colour Confidence in Embroidery]
の中の鳥を刺繍したくなって、
4羽まとめて木の枝に留まってもらいました。


1本の枝に、留まって何か情報交換でもしているように見えます。
左から、刺繍を開始しました。
Little green Bee-eater


1羽目、終了。
2羽目は、Little bee-eater
木の枝は、それぞれの鳥ごとに刺繍糸の色が異なっていたので、
少しずつなじませながら、色を変化させました。


2羽目、終了。

3羽目が、刺繍糸で色を付けてもらうのを、待っています。

3羽目、終了。
3羽目は、Tufted Flycatcher
途中で写真を撮るのを、うっかり忘れていました。
ふんわり、丸い体が、かわいいです。

2017年11月15日水曜日

アルファベットと薔薇

以前賞状を入れていた額に、今、何も入っていないので、
何か飾りたいなと思い、

とりあえず、額の面積いっぱいに、アルファベット26文字を刺繍しました。

右下の開いている部分には、バラの花を刺繍しようと思い、
デザインを考えて、
アウトラインだけでもいいかな?
と、アウトラインだけ、刺繍してみたが、紺色の布の色が強いので
何が刺繍してあるのか、見えない。

やはり、ひとつひとつ、色で埋めていこう。

まず、葉っぱから、
色々な色を試してみました。
黄色っぽい葉、先端が赤からだんだん緑色に変化する葉、
青白い色の葉、もちろん緑色の葉。

 
ピンクから赤へと色を変えながら、

右の、ピンクがかったバラと、左の、真っ赤なバラ。
左の真っ赤なバラは、オレンジ色から赤へと色を変えながら、
6色の刺繍糸を使用しているが、写真には写っていないようだ。
カメラの設定を変えて何度もトライしたが、実物の色が出ない。
右のバラも、ピンクの色ばかりが強調されてしまっている。

小さなつぼみも
みんなそれぞれ、刺繍糸の色を微妙に変えながら、


どうにか、終了。
刺繍糸の色は、アルファベットと、花と葉の色で、
数えるのが嫌になるほど、たくさん使って、机の上がメチャクチャです。

こんな感じに、額に入りました。
アルファベットの線が、どれも細かったのが、残念です。
紺色の布なので、もっと、太く刺繍した方が、目立って良かった。

毛糸で刺繍

編み物用に、毛糸を捜していた時に、
偶然見つけた毛糸。
ダルマ毛糸の、「小巻Cafeデミ」

DMCのタペストリーウールと合わせて、糸の太さが違うところを利用して刺繍してみよう。

足と顔には、細い小巻Cafeを使用しました。
爪には、濃い茶色、
他の部分は、白、アイボリー、グレーの3色を使用。

体には、もこもこ感が出るように、太いDMCタペストリーウールを使用しました。
blancと、ecruの2色を使用しました。

目や、鼻、口のまわり、耳の部分には、
普通のコットンの刺繍糸を使用しました。

ホッキョクグマには、白い毛糸を多め。
このヒツジちゃんには、アイボリー多めで刺繍しました。

刺繍した部分を触ってみると、モチモチしていて。カワイイです♡。

使用したダルマ毛糸の、「小巻Cafeデミ」

DMCのタペストリーウール

どちらも、楽天市場の、シュゲールさんで、買いました。





2017年10月7日土曜日

イチゴの刺繍のブックカバー

大好きな苺
デザインを考えて、刺繍して、ブックカバーを縫いました。
赤いイチゴ4個
緑のイチゴ2個
葉っぱと花
左から2番目のイチゴが、一番熟していておいしそう!

表布は、ナチュラルカラーのリネン
内布は、ピンク地に白いドットのコットンリネン
できあがり!!

2017年9月8日金曜日

白いカラー

白いカラーのすがすがしさ
2本の白いカラーを、リボンで結びましょう。
ブルーのリボンで、結びました。

虫。虫。虫。カブト、クワガタ。

ある方より、依頼を受けて、
男の子たちにとっても人気のある虫たちを刺しゅうしました。

スマトラオオカブト
刺繍の大きさは、角の先から、お尻まで、約8cm
つやつやした光を反射する体
大きな角が、かっこいい!

ギラファノコギリクワガタ
のこぎりの歯のような顎が特徴
世界最大のクワガタになるらしい
大きく開いた顎からお尻まで、約10cmで刺繍しました。
前出のスマトラオオカブトよりも、つやは抑え目の体。

スマトラオオヒラクワガタ
大あごが太くて、体もごつくて、強そう。
刺繍の大きさは、大あごの先からお尻までで約8cm
足から刺繍を初めて、体の部分を終えたところ。
黒だけの色の物を表現するのは、難しい。
グレーを入れて、立体感がでてきた。
スマトラオオヒラクワガタ 完成。

3種類とも、刺繍した大きさは、実物の虫君たちの大きさに近い。

完成した刺しゅうは、男の子に喜んでいただけて良かった。

2017年7月17日月曜日

ポピーを3本

ナチュラルカラーのリネンの布に、
ポピーの花を2本と、つぼみを1本。

まずは、茎を3本。
茎の重なり部分には、暗い色で、重なりの影を。


黄色いポピー。
皺皺した花びらを、色の濃淡で刺しわけて。


オレンジ色のポピーの花と、殻が弾け始めたつぼみ。


こちらの方が、茎の重なりの感じが分かりやすいかしら?

2017年6月30日金曜日

レインボーカラーのタツノオトシゴ

梅雨の季節です。
シトシトと、雨の降る日が続いています。

雨上がりの空に、きれいな虹がかかっているのを、しばらく見ていません。

虹が見たくなったのと、タツノオトシゴを刺繍してみたくなったのとが重なって、
虹色のタツノオトシゴを刺繍してみました。


頭の先から、クルリと巻いた尾までの長さは、約7cm。

グラデーションを効かせようと考え、
タツノオトシゴのからだに使ったししゅう糸は、26色。

黄色、オレンジ色、グリーン、ブルー、紫、ピンク。

腹部のブルーの部分に、メタリックな青い糸を使用しました。
背ビレや、胸ビレと言われる首の部分のヒレには、銀色の糸を使用しました。
動かすと、光を反射してキラキラします。

尾を絡ませている海藻のような枝や、カシパン、イソギンチャク風の物。
目には、光の反射を入れて、ご機嫌な表情!!


腹部の幅は、約1.5cm(0.6”)に、
10色の糸を使って、黄色から紫までグラデーションをかけてみました。

きれいなライトブルーのコットンの布で、見た目も爽やかです。

2017年6月4日日曜日

赤い目をした白ウサギ

白いウサギの顔

ウサギの目は、実は透明で、目の奥の血管が透けて見えているから、
赤い目に見えるのだそうです。

そのきれいに澄んだ赤い目を刺繍してみました。
結構きれいな透明感が出せました。
目の大きさは、タテ2~3㎜、横3~4mmの小さな目です。

2017年6月1日木曜日

2017年1月13日金曜日

ピンクのガーベラ

麻の布の上に、1本のガーベラの花を、刺しゅう。


とても、優しい色のピンクのガーベラ。

花びらの重なりの部分の、影になるところには、
少し紫がかったピンクを使用しました。

2017年1月12日木曜日

着物を、のれんに作り変え

妹の義理のお母さんが亡くなって、もう2年が経った。
遺品の整理をしていて、着物がたくさんあるので、全部処分するという。

全部捨ててしまうけど、もしよかったら、見る? と言われ、見せてもらうことに。

あまり、たくさんあって、びっくり。

その中で、素敵なものを2点選んで、のれんにリメイクすることにした。

朝顔の模様の、絽の着物。
とっても、可愛らしい。妹の義理のお母さんが、すごく若い頃に着ていたものらしい。
絽の布を通して、向こうの景色が透けて見える。

もう1枚は、、
同じく、絽の着物。
黒に近い紫色の、上品な色をしている。
こちらは、一度も着た事がなかったようだ。

解いてしまうにはもったいないように、きれいだった。
が、しかし、全部の縫い目をほどいて、洗濯をして、干した。
布の長さを活かしたいので、
そのまま、切らずに、。
風になびいている布の様子を見ると、気持ちいい。




夏用の着物の、薄い布なので、30分もしないで、乾いてしまった。













2枚の布の、上部の20cmほどを、ごく細い縫い代で縫い合わせ、三つ折りにして縫い、
棒通しにした。

脇は、耳のまま。
裾は、1cmほどの三つ折りにした。

最初、ミシンで試し縫いをしたら、着物の繊維が、つれてしまったので、手縫いに変更した。


















朝顔の方も、光を透かして、
さわやかです。
























棒通し部分には、つなぎ目を補強する意味と、装飾を兼ねて、
ヘリンボーンステッチを、太めの刺繍糸で刺しました。

朝顔には、白で。
濃い紫の方は、赤で。












どちらの着物からも、
3枚づつ、(身頃から2枚、袖から1枚)、計6枚ののれんが作れました。
妹に4枚、私が、1枚もらい、母が1枚、。
それぞれの、家庭で、廊下や、部屋の仕切りとして、のれんが下がっています。